上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- -- l スポンサー広告 l top ▲
ここのところ断熱圧縮の計算とか、微分・積分を駆使して仕事をしている。
まさに理系。

しかし結構定義は忘れていたりする。
 比熱比κ=Cp/Cv 定容比熱と定積比熱の比
比熱というのは1gの物質の温度を1度上げるのに必要な熱量。

エアスプリングに使っているのは2原子分子の窒素なので、理想気体とすると自由度5なので比熱比は7/5=1.4ということになる。
なかなか理想どおりには行かないもので、実測できる圧力から計算すると比熱比か圧縮比、あるいは両方がちょっとずつ理論値からずれている。
これを考慮に入れながら計算を行わねばならない。
こういうのが高校や大学で習わない部分。

微分・積分を使うのがバルブリフトカーブの計算。
理想的にはバルブの全開・全閉が思い通りにコントロールできることが望ましいが、実際にはバルブの開ける・閉めるを物理の法則に従いながら動かしてやらなければならない。

そのためには使いたい回転領域(つまりは動かすスピードの最小~最大)においてコントロール不能にならないような動かし方を用意する必要がある。
使い道に合った理想的なバルブリフトカーブを作る事が重要。

リフトカーブはどこで開けて、どこで閉じて、そして最大値はどれだけか、ピストンとの最小距離となる位置はどこでどれだけか、を考える。
そしてスプリング特性を考慮しつつ、慣性力がコントロール可能である範囲のスプリング選定と加速度カーブを考えてやる。

今シーズンから投入した新システムでは、このスプリング特性が今までに無いものであり、それに合わせた加速度カーブ、ひいてはリフトカーブを作ってやらなければならない。
加速度カーブを作れば、リフトカーブは角度で2回積分してやればよい。積分定数はリフト値に狙いがあるので決まる。

・・・みたいなことをじっくりやると、なかなか楽しいものである。
スポンサーサイト
2005.12.04 Sun l l top ▲
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。